NECネッツエスアイ株式会社は、セキュアかつ高速な通信環境をシンプルな構成で構築する「Virtual Trusted Overlay Network」のコンセプトを発表し、2025年1月から順次サービスの提供を開始すると発表した
また、今回の発表にあたり、米国カリフォルニア州のCloudbrink社とパートナーシップを強化し、コンセプトの確立やサービス開発で連携するとのことだ。
新たに発表された「Virtual Trusted Overlay Network」は、シンプルな構成でセキュアかつ高速な通信を実現する、ネットワークセキュリティのコンセプトだ。
このコンセプトでは、Cloudbrink社のオーバーレイ型のネットワーク技術を基盤に、世界各国に設置された仮想エッジ網にAIによるルート選択と、独自のパケット複製技術で通信の最適化・暗号化を図る。そして、通信経路の自動移動ターゲット防御技術(AMTD)により、安全性の高い仮想閉域網を構築するというものだ。
さらに、ブロックチェーン技術を活用したNECネッツエスアイの分散型IDサービスを組み合わせることで、個人のID情報への信頼性を担保し、セキュアなアクセス認証を実現する。
2025年1月からは、この新たなコンセプトに基づいた各種サービスを順次リリースする予定だ。NECネッツエスアイのクラウドサービス基盤「Symphonict」に新コンセプトの技術を実装し、ネットワーク環境からデータプラットフォームまでを提供する。
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