大日本印刷株式会社(以下、DNP)と株式会社ブロードバンドセキュリティ(以下、BBSec)は、ランサムウェアなどのサイバー攻撃から、工場のOT(Operational Technology)システムを守る運用・監視サービスを提供すると発表した。
昨今、製造機器もランサムウェア等のサイバー攻撃の標的となっているが、工場のOTネットワークはセキュリティソフトやOSの定期的なアップデートが難しいなど、特有の課題があった。
DNPとBBSecは、2020年に資本業務提携を結んでおり、今回提携領域を拡大するとともに、新たに工場向けセキュリティ運用・監視サービスを開発し、提供を開始する。
このサービスは、ランサムウェアなどのサイバー攻撃から、工場のOTシステムを守ることに特化した運用・監視サービスだ。
また、同サービスを、DNPがすでに提供している工場セキュリティ向けサービスと組み合わせ、OTシステムのセキュリティに関するワンストップサービスを強化するとのことだ。
今後は、両社で開発済みの「DNP工場セキュリティガイドライン」に基づき、DNPの自社工場にBBSecのアセスメントを適用し、実証結果を基に、日本の製造業に適用可能なセキュリティ標準を確立するとしている。
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