SecurityScorecard株式会社とBlinkOpsは、企業のサイバーセキュリティ体制を強化するべく、可視化、自動化、制御における技術提携を発表した。
今回の提携により、BlinkOpsの生成AIを活用した自動化機能と、SecurityScorecardのリスクレーティング技術が統合されたソリューションを提供する。
これにより、企業は自身のデジタルエコシステム全体にわたり、サイバーリスクをより積極的に監視、管理、対応できるようになる。
具体的には、SecurityScorecardのリスク評価に基づき、自動化されたワークフローを即座に起動することで、脆弱性やコンプライアンスの問題を解決する。
また、SecurityScorecardの外部リスクレーティングとBlinkOpsの内部自動化ワークフローを組み合わせることで、組織のセキュリティ体制を包括的に把握できるようになる。
さらに、生成AIを活用した自動化により、インシデント対応、脅威への対応、サードパーティのリスク管理にかかる平均修復時間を短縮する。
BlinkOpsの共同創業者兼CEOであるGil Barak氏は、「BlinkOpsは、SecurityScorecardのリスク評価からの洞察を、ノーコードで、複数ツールを切り替えたり、人による検証の必要がなく即座に実行可能なアクションへと導いてくれる」と述べている。
一方、SecurityScorecardのCEO兼共同創設者であるアレクサンドル・ヤンポルスキー氏も、「当社の実用的なリスクインテリジェンスとBlinkOpsの最先端の自動化技術を統合することで、組織が脅威に先手を打ち、セキュリティ対策を運用できるように支援する」と、今回の提携への期待を表明している。
なお、この統合サービスは、SecurityScorecardとBlinkOpsの両社のユーザがすでに利用可能な状態になっているとのことだ。
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