近年、エネルギー・資源の制約や気候変動などが社会課題として顕在化し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みが進められており、環境負荷を抑えてエネルギー効率の高い製品・ソリューションの提供が求められている。
このような中、東芝デジタルソリューションズ株式会社は、東芝グループの持つエネルギー関連技術を活用し、株式会社リコーとエネルギー効率の高い製品・ソリューションの開発を目指して、ビジネス検討、技術検討などを行い、環境・エネルギー分野の事業共創活動を推進している。
今回、リコーが本日より地域限定で提供を開始した照明・空調制御システム「RICOH Smart MES」で、このシステムの照明として採用されている東芝ライテック株式会社製の無線照明システム(無線T/Flecs)を統合的に自動制御するため、東芝デジタルソリューションズはIoT技術を用いて、ネットワークを介した制御・連携ソフトを開発し、リコーに提供した。
「RICOH Smart MES」は、人の在・不在や室内の明るさ、室温をセンサーによりエリア単位で検知し、照明や空調を自動的にON/OFFしたり、省エネモードに切り替えたりするシステム。職場の快適性向上による生産性向上と環境負荷削減を同時に実現できる。また、クラウドで離れた複数拠点の遠隔管理、センサーログにより空間の利用実態の可視化ができ、働き方やワークプレイス改善にも貢献するものだ。
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