アジュールパワー株式会社は、2019年4月に「センサーマップ」をリリースした。「センサーマップ」は扉や天井にセンサーを設置し、「どこ(個室)が」「どのくらい」利用されているかという情報をマップ上に可視化するIoTサービスである。
独自のフロアマップなどを自由にアップロードし、実際に稼働しているセンサー情報を表示したアイコンを自由に配置することで、フロアマップ上でセンサーの位置や情報を一目で確認することができる。また、ログインしなくてもマップ上に配置されたセンサー情報を公開することができるため、サイネージなどにも活用できる。
対応センサーは、人感センサー、遮断センサー、温湿度センサー、開閉センサー、加速度センサー、マットセンサーだ。人感センサーを使用した会議室の在室確認や、開閉センサーを使用したトイレのリアルタイム利用確認、温湿度センサーを使用したオフィス内の環境把握など、オフィスでの利用の他、病院、駅、ショッピングモール、工場など様々な用途で利用できる。
今回、「センサーマップ」の提供において、株式会社NTTドコモとレンジャーシステムズ株式会社との提携体制を構築した。NTTドコモは通信環境の提供、レンジャーシステムズはセンサー・デバイスの提供、アジュールパワーはクラウド上のシステムの提供を担当する。これにより、「センサーマップ」のさらなる導入を図り、IoTを活用したオフィス環境の改善を促進するとした。
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