株式会社リコーは、総務や経理、人事、IT部門などのバックオフィスにおける社内からの問い合わせ対応や、販売サポートにおける顧客対応など、さまざまな問い合わせ対応業務を効率化するAI搭載チャットボット「RICOH Chatbot Service」を10月1日に発売する。
「RICOH Chatbot Service」は、リコーが独自開発した初期学習技術を搭載しており、事前に多くのデータを記憶させることなく、あらかじめMicrosoft Excelで作成した想定問答をインポートするだけで手軽に導入できるチャットボットだ。
同社独自の言語認識技術により、日本語の揺らぎや類義語・同義語を自動で認識でき、会社独自の言い回しを追加登録することで、より的確な対応も可能になる。また、利用者の傾向や満足度をグラフィカルに表示するダッシュボード機能も搭載し、蓄積した問い合わせデータの分析による有効活用も手軽に行える。
これにより、社内外からの問い合わせ業務を効率化できるほか、問い合わせ履歴から利用者のニーズを可視化して、適切な施策につなげることができる。
同チャットボットは、以下の3タイプがあり、用途や規模などにあわせて選ぶことができる。
- 「RICOH Chatbot Service Starter」:手軽に導入できるパッケージサービス
- 「RICOH Chatbot Service Standard」
- 「RICOH Chatbot Service Enterprise」:カスタマイズや個別サポートに対応する
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