昨今、社会課題の継続的な変化に伴い、顧客のライフスタイルや嗜好は変わり続け、求められるコンビニエンスストア像も絶えず変化している。このような中、日本電気株式会社(以下、NEC)では、小売業向けに、消費者行動の変化、そして急速に進む労働力不足といった課題に取り組んでいる。
今回、NECは、株式会社セブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン-イレブン)の店舗課題解決を目的に、12月12日にリニューアルオープンする東京都千代田区の実験店舗「セブン-イレブン麹町駅前店」に、設備の稼働管理や棚定点観測サービスを提供する。
- 設備の稼働管理
冷蔵庫の温度情報や清掃状況、カフェマシンのコーヒー豆残量などの稼働情報を24時間自動収集し、設備の故障予兆やメンテナンスのタイミングを検知することで、トラブルが発生する前に、従業員への通知や保守員の手配といった予防保全を行うことができる。同取組みにより、商品の安全安心の担保や、従業員の労働負荷を軽減し、店舗運営の効率化をサポートする。 - 棚定点観測サービス
店舗内に設置した360度見渡せるドーム型ネットワークカメラを活用して、棚の状況を従業員がスマートフォンから時系列に確認できる。これにより、売れ筋・死に筋や欠品状況を実際の棚画像上で把握でき、直観的でわかりやすい発注・店づくり・効果検証ができる。
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