企業内のデータセンターや中堅のデータセンター事業者は、限られた人的リソースの中で多くのIT機器を管理しなければならない。また、そのようなIT機器の管理をスプレッドシートなどの台帳で管理しているというケースもある。
シュナイダーエレクトリックは、クラウドベースのITインフラ運用管理ソリューション「EcoStruxure IT Advisor」の提供を2020年7月20日から開始する。この「EcoStruxure IT Advisor」は、シュナイダーエレクトリックが提供するIoTプラットフォーム「EcoStruxure」アーキテクチャーの一部である。
2D/3Dのビューを作成し、フロア、ケージ、ラックを表示させることで、IT資産がどこでどのように配置、接続されているのかを一元管理できる。また、キャパシティの管理や分析を行うことで、新しい機器の導入時や移設時に設置場所を最適化する提案を行うことができるという。最適な機器配置を行うことで、不要なキャパシティや設備、コストを削減できる。
また、機器の増設や移動、廃止時にシミュレーションを行うことでビジネスインパクトやシステムダウンのリスクを軽減することができる。
「EcoStruxure IT Advisor」は、クラウドベースのサブスクリプションモデルに加え、オンプレミス環境用にソフトウェアライセンス形態でも利用できる。
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大学卒業後、メーカーに勤務。生産技術職として新規ラインの立ち上げや、工場内のカイゼン業務に携わる。2019年7月に入社し、製造業を中心としたIoTの可能性について探求中。