株式会社ウェザーニューズは、企業や自治体のDX推進を気象データの切り口から支援するWxTechサービスのデータラインナップの一つとして、商品需要予測や最適な広告配信などマーケティングに活用可能な1kmメッシュ体感予報APIの提供を開始した。
WxTechサービスは、ウェザーニューズが5月28日に開始した、ビジネス課題や社会課題解決を目指した企業や自治体のDX推進を気象データの切り口から支援するサービスである。ビジネス分析・予測に活用可能な気象データAPIを備え、サービスサイトでは手持ちのデータと気象データとの相関分析を無料で行える。
今回提供を開始した1kmメッシュ体感予報APIでは、ウェザーニューズに寄せられるユーザーからの体感報告と、天気・気温・湿度・風速などの気象データの分析から「暑い」「寒い」「ちょうどよい」など、人の体感を10ランクで予報する。過去9年半に全国から寄せられた約1,500万通の体感報告と、報告時の気象データとの分析結果を基にしているため、北海道と沖縄での暑さや寒さの感じ方の違いなど地域特性も反映している。
データは全国1kmメッシュ/1時間単位で取得することができ、消費行動に直結する体感情報を、商品の需要予測や消費者の興味関心に合わせた広告配信などのマーケティングに活用できる。
1kmメッシュ体感予報APIで体感を考慮することにより、単純に気温や湿度などの気象データだけを用いるよりも正確に需要を予測することができる。例えば、電力需要を予測して発電計画に活用できるほか、タクシーの乗車率を予測して効率的な配車につなげることも可能としている。
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