コロナ禍において、小売店や施設など人が多く集まる場所では三密を回避する施策が重要だ。そのため、店舗や施設の出入口に人員を配置し、入退場数の管理や入場制限が行われている。
また、出入口から施設内の状況が見えない店舗などでは、利用者が施設内に入って混雑状況を確認する必要があり、それが原因で混雑が発生することもある。
そこでオプテックス株式会社は、店舗や施設の入退者数をカウントし、施設内の混雑状況を表示灯で知らせる混雑検知センサー「密アラート」を4月8日より発売することを発表した。
密アラートは、赤外線センサーで入場・退場者の通過を検知してカウントし、施設内の人数が設定値を超えると表示灯の色を変えて混雑状況を知らせる。
混雑状況を示す人数は2段階に設定でき、設定した人数を超えるとLED表示灯が緑色から黄色、赤色へと自動的に切り替わる。そして人数が減ると自動的に赤色から黄色、緑色へと戻る。
また、本体前面のセンサーが出入りする人を検知してカウントし、背面にあるカウンターで施設内の滞在人数をリアルタイムに確認することができる。
店舗や施設の出入口に設置することで、施設内の人数を簡易的に把握し、中に入ることなく混雑度合いを視覚的に確認できるため、人手をかけずに密集対策をすることができる。
「密アラート」の特長
- 混雑状態を知らせる三色LED表示灯。(赤/黄/緑)
- 本体を設置し、電源を差し込むだけで使用可能。
- 上下2段の検知エリアを同時に遮った時だけカウントする誤検知低減ロジックを採用したセンサーを搭載。
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