パナソニック株式会社は本日、空間の混雑度、温度、湿度、CO2濃度などを定量的に計測し、データとして見える化する「空間見える化ソリューション」を、2021年12月より受注開始することを発表した。
この「空間見える化ソリューション」は、AIカメラ、CO2センサー、温湿度センサーなどの環境センサーを空間内に最適配置し、空間の状況を計測する。その情報をLTE回線でクラウドに自動収集し、人や環境のデータとして提供するサービスだ。
これにより管理者は、多拠点の情報を遠隔で管理することが可能で、計測したデータを分析するツールにより、今後の改善・改修提案などへ活用することもできる。
また、クラウドから計測データを他システムに提供する「APIデータ提供サービス」も利用することができる。
さらに、閾値を超える値が計測された時には、管理者にメールでアラートを通知することができる。
施設の利用者は、混雑度の見える化をはじめとする各種データを、モニターやスマートフォンなどで確認・共有することができる。これにより、混雑を避けたり、CO2濃度が高い場所で換気をしたりといった行動をとることが可能だ。
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