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アジラ、異常行動を即時に通知する施設向けAI警備システム「アジラ」をリリース

社会インフラや大型商業施設、オフィスビルなどでは、近年防犯対策として多数のカメラが設置されている。人々の安全・安心に対する意識が高まる一方で、増大するカメラ映像に対して映像を監視・確認する人の数は限られており、将来の労働人口減少により監視を担う警備員の減少や人件費の高騰も懸念されている。

このような状況のなか、映像解析AIがリアルタイムに異常行動や不審行動を自動で検知・判別することで、警備員の業務を軽減し、省人化できる役割が期待されている。さらには、膨大な映像の中から異常を瞬時に判別・通知し、警備員が即応することにより、犯罪の未然防止や、緊急・救急要請の迅速化に繋がる可能性も秘めている。

株式会社アジラは、施設向けAI警備システム「アジラ」をリリースした。

アジラは、既存の防犯カメラシステムをAI化できる施設向けAI警備システムである。24時間365日フル稼働で検知でき、カメラ映像の中から異常行動(転倒、卒倒、ケンカ、破壊行動)や不審行動(千鳥足、ふらつき、違和感行動)を検出したときのみ、瞬時に映像を通知することができるため、映像を監視する警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落しを減らすことができる。アジラのこれまでの実績では、巡回や立哨業務の約20%を削減することができたという。

また、導入後数日間で防犯カメラに映る人々の行動を自ら学習し、それらの行動から外れた通常とは異なる行動(同じ画角内でうろうろしている、きょろきょろしているなど)を「違和感行動」として検知する。これにより、事件や事故が発生する前の予兆行動をも捉え、通知することができるため事故の予防にも寄与する。

カメラは1台から導入でき、カメラ台数が多数になってもサーバー1台で最大50台のカメラ映像を処理できるため、低負荷で運用可能だ。

なお、初期費用やハードウェア費用は必要なく、カメラ1台あたり月額5,000円にて導入が可能だ。詳しい価格は以下の通り。
アジラ、異常行動を即時に通知する施設向けAI警備システム「アジラ」をリリース

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