GRoooVE、来店客とスタッフ個別の動線を数値化する店舗動線分析ソリューション「POPS」をリリース

株式会社GRoooVEは本日、オフライン店舗内の人流を数値として視覚化するソリューションの新サービス、「POPS」をリリースした。

「POPS」は、AIカメラにより店内の来店客とスタッフの、個別の動線を数値化できるヒト動線データ分析ソリューションだ。

店内や営業所内の人をスタッフと来店者に分離して行動分析を行うことができる。

学習機能を搭載したAIカメラは、対象者の動きを基に自動的に判別をする。また、「POPS」で活用するAIカメラは、人の頭頂部からの画角映像によって自動判別を行っているため、マスク着用等によるエラーが発生するリスクがない。

取得可能な指標例は、「来店客動線」「スタッフ動線」「特定エリアや棚の前の立ち寄り回数・平均滞留時間」「来店者人数」などが挙げられている。

導入の際には、設置工事にまつわるオペレーションから課題抽出、設置後の運用サポートまでをGRoooVEが担う。

また、データ活用を促すため、動線分析のスペシャリストが担当者に数値・データの分析方法を教育するといったことや、店舗運営の効率化に向けた課題抽出や改善策を提案することも可能だ。

データの受け渡し方法は、「POPS-BI」「POPS-API」「POPS-ORG」の3種類から選択することが可能。これにより、既存システムとの連携にまつわる問題や、イニシャルコスト・ランニングコストの問題などの、導入課題に対応している。

「POPS-BI」では、GRoooVEが構築するBI(Google Data Portal)アカウントへのアクセス権限を提供。また、カメラやセンサ等のレンタルも可能だ。

「POPS-BI」の概要図

「POPS-API」では、既にBI・DB環境を保有しており、自社のBI環境で運用するユーザに対し、APIを通じてPOPSクラウドからの取得データを提供している。

「POPS-API」の概要図

「POPS-ORG」では、店舗分析ソリューション「RetailNext」のダッシュボードを提供し、各社専用のオフライン店舗分析プラットフォームを構築する。

「POPS-ORG」の概要図

POPSを導入することで、店舗のDX化(無人店舗化等)に向けた課題抽出や改善策、購買確率の向上へ向けた課題抽出や改善策などの効果検証が期待されている。

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