株式会社アジラは、三菱地所株式会社の丸の内ビルディング(以下、丸ビル)において、AI警備システム「AI Security asilla」(以下、asilla)が採用され、本格運用されることを発表した。
三菱地所は、2022年10月から新丸の内ビルディング(以下、新丸ビル)で「asilla」の運用を開始しており、その導入成果を踏まえ、今回、同じ丸ビルの防犯カメラにおいても「asilla」が利用されることとなった。
行動認識AIを搭載した警備システム「asilla」は、既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したときにのみ映像を通知するシステムだ。
人の動きに対する検知精度が高く、防犯カメラの映像からさまざまな行動を検知する。
また、行動の検知だけではなく、同じシステムにおいて、人数カウントや混雑状況の把握なども可能だ。
丸ビルでは「asilla」導入により、転倒事故への対応、不審行動の早期発見といった警備での活用に加え、白杖や車椅子検知によるサポート、利用者へのサービス向上や対象エリア内の混雑状況の把握などを目指す。
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