ブロックチェーンロック株式会社は、同社の「KEYVOX」ソリューションのAPI連携機能を強化し、QRコードで解錠可能なデバイス「BCL-QR1」に3つの新機能をリリースした。
「KEYVOX」ソリューションは、サービスとデバイスを統合した空間シェアリングの統合プラットフォームで、カギの管理に加え、予約、決済、チェックインをKEYVOXアプリケーションで行うことができる。
「BCL-QR1」は、不特定多数がアクセスする、宿泊事業、時間貸し事業、レンタルオフィス事業専用に設計された、QRコードと暗証番号で解錠をできるデバイスだ。
今回、「KEYVOX」ソリューションのAPI連携機能を強化し、「BCL-QR1」に、「WebAPI対応ロックの解錠機能」「独自QRコードを認証して解錠する機能」「スキャン内容をクラウドに連携する機能」の3つの新機能をリリースした。
「WebAPI対応ロックの解錠機能」では、「BCL-QR1」を認証キーパッドとして利用して、他社のWebAPI対応スマートロックを解錠することができる。
この方式により、QRコード非対応のスマートロックもQRコード対応化することができるほか、KEYVOXの既存機能では取り付けのできないドア、錠前に対しても活用することが可能となった。なお、解錠にはインターネット接続が必要となっている。
現時点での動作確認済みロック:は、Sesame 4以降、SwitchBot、Lockin G30だ。
「独自QRコードを認証して解錠する機能」では、利用者が発行する独自QRコードを「BCL-QR1」が認証して、電気錠、自動ドア、スマートロックを解錠する。会員用QRなどを既に運用している施設は、発行済みQRコードをそのまま利用することができる。
「スキャン内容をクラウドに連携する機能」では、利用者が発行する独自QRコードを「BCL-QR1」で読み取り、クラウドに連携する。イベントの出欠管理アプリケーションなど、自社のアプリケーションに連携する際のクラウド対応スキャナーとして機能する。
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