オプテックス株式会社は、防犯用レーザスキャンセンサ「REDSCAN mini-Pro」の、カメラ付きモデル「RLS-2020V」(トップ画左)とプライバシー対策モデル・カメラレス「RLS-2020A」(トップ画右)国内販売を、2023年9月20日より開始する。
「REDSCAN mini-Pro」は、対象物の「大きさ」「センサからの距離」「速度」を識別できるレーザスキャンセンサだ。通常モード時20m×20mの検知エリアを一台で構成し、屋内外の環境において堅牢な侵入警戒システムを構築する。
また、新たに開発した赤外線LED照明照射技術とフルHDカメラを採用し、オプテックスのレーザスキャンセンサシリーズの映像確認機能が改良されている。
「REDSCAN mini-Pro」の特徴
警戒エリア設定
侵入者の位置を正確に特定し、アラーム信号を警備システムに送る。非検知エリアも構成できるため、広い警戒区域内を重要性に応じて分割できる。また、エリア内の対象物だけを指定して警戒することが可能だ。
ダイナミックイベントフィルタリング機能(方向判別)
人の移動する方向を判別する。例えば、施設に入ろうとする人物には発報を行い、施設から出ていく人には発報を行わないといった設定が可能。また、滞在時間に応じた発報制御も可能だ。
検知時の映像記録(RLS-2020V)及び画像記録(RLS-2020A)
フルHDカメラを搭載し、アラーム発生時の映像を500イベントまで記録。遠隔で管理することができる。カメラ非搭載モデルは、あらかじめ登録した図表上に侵入者の位置を示した画像を記録する。
ONVIF(Open Network Video Interface Forum)に対応
さまざまな警戒・管理・監視システムとの連携を容易にする。
夜間の赤外線LED照明照射技術を新開発(RLS-2020Vのみ搭載)
夜間や暗所の映像を撮影するための赤外線LED照明に、独自開発した調整機能を搭載した。
赤外線の投光量を侵入者の位置に応じて自動調整し、遠くの物体には強く、近くに物体がある場合は投光量を抑えて照射する。ハレーションの発生を低減し、より鮮明な映像を取得する。
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