株式会社Photosynth(以下、フォトシンス)は、同社が提供する入退室管理を可能にするクラウド型サービス「Akerun入退室管理システム」が、Appleウォレットの社員証でも利用できるようになったことを発表した。
これにより、企業の従業員などである利用者は、Appleウォレットに社員証を追加すると、iPhoneやApple WatchをNFC対応リーダにかざすことでオフィスにアクセスできるようになり、アプリを開いたり、従来のようなプラスチック製のカードキーをかざしたりする必要がなくなる。
また、エクスプレスモードを使えば、利用する際にデバイスのスリープやロックを解除する必要もないほか、iPhoneの充電が必要な状況でも、予備電力機能によりオフィスや共用の施設やスペースにアクセスすることが可能だ。
なお、Appleウォレットの社員証は、利用者のデバイス内に保存され、iPhoneやApple Watchに内蔵されたプライバシー機能とセキュリティ機能を活用し保護される。
これにより、Appleウォレットに追加された社員証を使っても、Apple社に情報共有されたりApple社が管理するサーバに記録されたりすることはないという。
また、利用者がiPhoneやApple Watchを紛失した場合でも、「探す」アプリを活用することで、一時的にデバイスをロックしたり、その現在地を確認することが可能だ。
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