現実世界の小売店での買い物客体験を最適化するためのIoT小売り分析における専門企業のRetailNext Inc.は30日、ランジェリー・女性用アパレルの小売企業の株式会社ピーチ・ジョンと店内分析ソリューションの提供で合意したと発表した。包括的なRetalNext SaaSプラットフォームは2017年初の完了を目標に日本の複数店舗に設置される予定だという。
ピーチ・ジョンは、米国製ランジェリーのメールオーダー輸入企業として1994年に東京で設立され、急速に成長を遂げ製品種目と実店舗の開設が拡大し、日本、香港、中国に30を超える店舗を持つまでに成長している。東京本社のほか、仙台に支社と香港、上海に現地法人がある。
RetalNextとピーチ・ジョンの契約は、RetailNextの積極的な世界展開を反映している。RetailNextのアレクセイ・アグラトチェフ共同創設者兼最高経営責任者(CEO)は「東京、シンガポール、ロンドン、マドリード、ケープタウンにオフィスを開設することで、RetailNextは世界中のリテールイノベーターにSaaSプラットフォームを提供、サポートする組織を展開した。RetailNextのインフラストラクチャーによって、同社はIoT小売り分析産業の信頼される基準としての地位を獲得し、革新的小売り技術ソリューションの区別化されたパートナー・エコシステムを引き続き構築できる」と指摘した。
【関連リンク】
・リテールネクスト(RetailNext)
・ピーチ・ジョン(PJ)
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