株式会社日立エルジーデータストレージは、3D ToF(Time-of-Flight)センサー「HLS-LFOM1」の一般向け販売を3月から開始すると発表した。
同3D ToFセンサーは、店舗や人の多く行き交う場所で人数カウントや人流動線追跡を行うだけでなく、精細に距離を測定できることから、手の動きや高さも測定検知することができ、顧客がどの棚に手を伸ばしたのかを把握することが可能。
また、株式会社日立製作所 研究開発グループと共同開発した骨格検知(スケルトン検知)機能により、体の動きを詳細にリアルタイムで捉えることができ、工場の作業現場での動作分析、逸脱行為発見の目的でも使用されているという。
これらのソフトウェアをセンサー内に内蔵化することで、ローカルPCやサーバーを使わずに、検知した座標データや状態だけを直接クラウドやホストへ送ることも可能だという。
販売内容は以下の通り。
- 3D ToFセンサー本体
- ソフトウェア開発キット(SDK)
・API
・距離データ/赤外線画像出力
・3D処理
・人検知機能
・手検知機能
・骨格検知機能
・各種サンプルコード
・マニュアル
【関連リンク】
・日立LGデータストレージ(HLDS)
・日立(HITACHI)
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