コミュニケーションロボットの開発、販売を手掛けるタケロボ株式会社は、イオンフィナンシャルサービス株式会社が、2017年6月13日に開始するAI技術を活用したコンシェルジュ業務の実証実験に、AI連携卓上スタンド型ロボット「デジタルコンシェルジュ」の提供を行う。
「デジタルコンシェルジュ」は、タケロボが開発した、コミュニケーションロボット「ロボコット」の特徴的な機能である「画面表示」「タッチパネル操作」「AI連携技術」を用い、顧客からの質問に対して、自然言語対話による適切な回答をする卓上スタンド型のロボット。
今回の実証実験はカウンター窓口において、本来スタッフが行う、顧客からの質問への受け答えや商品案内等を、「デジタルコンシェルジュ」が代わりに行い、対話と関連する画像表示により、想定されるあらゆる質問に分かりやすく回答し、具体的な案内を行うという。また、ロボットに蓄積された会話内容(ログ)を分析することで、想定問答数の増加と回答の精度向上を目指すとしている。
「デジタルコンシェルジュ」は、今回のイオンモール幕張新都心(千葉市)での実証実験後、結果を検証したうえで展開店舗が拡大される予定。また、イオンフィナンシャルサービスが開設の検討を進める、無人店舗への導入も期待されるという。
【関連リンク】
・タケロボ(Takerobo)
・イオンフィナンシャルサービス(AEON Financial Service)
・ロボコット(Robocot)
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