アクセルマーク株式会社と株式会社Momoは、IoTセンサーを用いた積雪深計測の大規模な実証実験を今冬に共同で実施する予定だ。同実証実験では、Momoが開発したネットワーク型積雪深センサーとアクセルマークが開発したクラウドシステムを用いて、観測地点の積雪状況を24時間リアルタイムに可視化し、パソコンやスマートフォンから、いつでも情報取得できる環境を実現する。
これにより、多くの自治体が行っている現地へ赴いて目視確認する「見回りコスト」が削減可能となり、観測された情報をもとに除雪車の運行管理を行うことで、より効率的な除雪作業が実現できる。同時に蓄積されたデータを活用することで除雪車の円滑な稼働を支援する。
両社は、同実証実験に参加する自治体を30枠募集し、現在、以下の15自治体の参加が決定した。同15自治体には積雪深センサーの設置を進める。50音順(道県別)
- 北海道 江別市、小樽市、北見市、函館市
- 青森県 弘前市、三戸町
- 岩手県 滝沢市
- 山形県 酒田市
- 福島県 会津若松市、須賀川市
- 山梨県 北杜市
- 新潟県 三条市、長岡市
- 長野県 伊那市、松本市
アクセルマークとMomoは、2020年積雪シーズンからの商用化を計画しており、同実証実験の結果を受けて全国の自治体、企業に向けて販売を行う予定だ。
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