昨今、デジタルテクノロジーの進化に伴い、SNSなどで様々な情報が流通し、オンラインとオフラインの境目がなくなりつつある。一方で、その大量の情報の中に地域の魅力的な体験に関する情報が埋もれがちだ。
そこで、株式会社ウフルは、アソビシステム株式会社等と共同で、ブロックチェーンを活用した地域来訪者コミュニティアプリ「YOKANE(ヨカネ)」を開発した。
ユーザーは自らの投稿に、硬貨の代わりに用いられる仮想貨幣「トークン」を付与することで興味関心の度合いを表現することが出来る。より多くのトークンを付与することで投稿を目立たせることも可能だ。また、他のユーザーに対してその活動に共感・感謝しているという意味でトークンを付与することも出来る。トークンは実際の店舗に設置されているQRコードを読み取るか、他のユーザーから贈られることで獲得することが出来る仕組みだ。
両社は、同アプリを福岡県福岡市天神地域の約900店舗と連携して、実証実験を開始した。この結果を踏まえ、体験データを活用した地域活性化に貢献する新しいサービス開発に取り組むことを目指すとした。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。