総務省では、2020年度、ローカル5G等を活用した地域課題解決を実現するため、多種多様なローカル5G基地局の設置場所・利用環境下を想定したユースケースにおけるローカル5Gの電波伝搬等に関する技術的検討を実施するとともに、ローカル5G等を活用した地域課題解決モデルを構築する「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」を実施する。
今般、同実証事業において取り組むべき地域課題等について、2020年2月6日から同年3月6日まで募集を実施した。その結果、174件の提案が提出された。提案について、総務省において有識者による評価会を含め審査を行い、2020年度実証事業において参考とする課題提案が選定され、以下の通り公表した。
提案内容については、総務省において有識者による評価会を開催し、2020年度の実証事業において参考とする課題提案を選定した(トップ画像参照)。
今後、総務省では選定した課題提案を参考として、予算等を勘案しつつ各実証課題についてさらに精査を行い、調達仕様書を作成の上、入札公告(総合評価落札方式による一般競争入札)を経て同事業の請負事業者を決定するとした。
主なスケジュール(予定)は以下の通り。
- 2020年5月~6月:実証事業に係る調査請負契約に係る入札公告(順次)、事業説明会(オンラインにて実施予定)
- 2020年7月~8月:実証事業に係る調査請負契約の締結(順次)、事業の開始
- 2021年3月:成果の取りまとめ、総務省への報告
なお、農業に係る実証については、農林水産省のスマート農業加速化実証プロジェクトとの連携を予定している。
出典:総務省ホームページ
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