大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、2019年より、主に本人確認書類と顔写真で本人確認・本人認証をオンラインで完結できる「eKYC総合サービス」を、金融機関向けの「口座開設アプリ」や手続き等に導入してきた。「eKYC総合サービス」は、本人確認サービスとBPOサービスとで構成され、申込みから本人確認、サービス利用までを1つのアプリで実現できる。
そして今回、「eKYC総合サービス」に新たに「公的個人認証サービス(JPKI)」を活用し、スマートフォン上で本人確認できる機能を追加し、リアルタイムでの総合的なサービスとして提供することを発表した。そしてこのサービスの第1号の導入先として、株式会社CONNECTのスマートフォン用証券口座開設アプリに採用され、2021年5月26日より同アプリを提供している。
新機能JPKIの特長は、アプリとしての提供だけでなく、企業のソフトウェアに組み込むライブラリとしての提供も可能だという点だ。総務大臣認定取得事業者であるサイバートラスト社の「iTrust本人確認サービス」と連動しており、JPKIによる本人確認と、申込情報をDNPの口座開設システムで集約する。
これにより、生活者は従来の本人確認書類等の郵送が不要となり、サービス導入企業は本人確認のためのバックオフィス業務を削減することができる。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。