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アミタとNECソリューションイノベータ、使用済みプラスチック容器の回収実証実験「MEGURU BOXプロジェクト」を開始

アミタホールディングス株式会社(以下、アミタ)とNECソリューションイノベータ株式会社は、2019年に持続可能社会の実現に向けた「資源循環事業の高度化」に関する包括連携協定を締結している。

現在両社は、連携協定の進捗の一環として、九州エリアにおけるサーキュラーエコノミーの実現を目的とする産官学民連携の新事業共創プラットフォーム「九州サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ(以下、K-CEP)」の発起会社として、本組織の事務局を担当している。

このほど、アミタとNECソリューションイノベータは、K-CEPの取り組みの一環として、使用済みプラスチック容器の回収実証実験「MEGURU BOXプロジェクト」を北九州市にて10社以上の企業・団体と連携して実施することを発表した。

同プロジェクトでは、7月9日から約6カ月間、福岡県北九州市の流通小売店舗や公共施設等に、使用済みプラスチックボトルやパウチ等を回収するMEGURU BOXを設置し、住民に分別回収を呼び掛ける。ICTの活用によって資源の回収率を向上させる仕組みを検証するとともに、回収したプラスチックの水平リサイクル(使用済みの製品が同じ用途の製品に生まれ変わるリサイクル方法)等を推進していく。

アミタとNECソリューションイノベータ、使用済みプラスチック容器の回収実証実験「MEGURU BOXプロジェクト」を開始
MEGURU BOX
なお、同プロジェクトは10社の日用品メーカー(エステー株式会社、花王株式会社、クラシエホールディングス株式会社、小林製薬株式会社、サンスター株式会社、シャボン玉石けん株式会社、 P&Gジャパン合同会社、株式会社マンダム、ユニリーバ・ジャパン、ライオン株式会社)と連携して実施する。

アミタは、同プロジェクトの代表企業として、企業や自治体との幅広いネットワーク・廃棄物の再資源化におけるノウハウ・地域における資源循環実証実験の経験等を活かして、以下の業務を担う。

一方、NECソリューションイノベータは、同プロジェクトのパートナー企業として、ICTによる寄付の仕組み構築を担う。

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