株式会社アプリズムとOsaka Metro Groupは共同で、一部の路線バス車内にAIカメラを設置し、利用者の「乗車区間データ」(以下、乗降データ)を取得する実証実験を2023年3月下旬から行う。
従来の調査員がバスに乗り込み調査票を配布する方式では、特定の1日の乗降データしか取得できなかったが、AIカメラを使用する事で、継続的かつ効率的・効果的に乗降データを取得することができる。
また、この乗降データを今後分析することで、利用者の利用実態に応じたバスサービスの提供を目指す。
実証実験で活用されるAIカメラは、利用者の全身をAIカメラ内で特徴量データに変換した後、すぐに削除される仕様となっている。
なお、特徴量データは、安全管理措置を施したサーバ内で本人識別ができない乗降データを作成し、一定期間保管された後、削除される。
乗降データは、利用者が乗車した停留所と降車した停留所での特徴量データが一致したデータを乗降データとして集計している。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。