ソフトバンクとルワンダ教育省が協業し、ルワンダでのNTNソリューションを活用したEdTechサービス提供へ

ルワンダ共和国(以下、ルワンダ)は、国内のさまざまなプロジェクトや国際的な取り組みを通して、教育分野でのICT(情報通信技術)活用を実施している。

データによると、ルワンダではすでに国内の56.7%の学校でインターネット接続が可能な一方、依然として多くの学校はインターネット接続環境が整っていない状況だ。

こうした中、ソフトバンク株式会社は、ルワンダ教育省(Rwanda’s Ministry of Education:以下、MINEDUC)と、ルワンダで、非地上系ネットワーク(Non-Terrestrial Network:以下、NTN)ソリューションを活用した、EdTech(Education Technology:エドテック)サービスを提供することを目的に、協業契約を締結した。

今回の協業により、ソフトバンクとMINEDUCは、2023年秋以降に、衛星ブロードバンドサービスと、株式会社サイバー大学が提供する、コンテンツの作成から学習履歴まで一括管理が可能なeラーニングプラットフォーム「Cloud Campus(クラウドキャンパス)」などを活用することで、通信環境が整っていない学校にEdTechサービスを提供する予定だ。

ソフトバンクとMINEDUCは、質の高い教育コンテンツを提供することで、生徒の学習能力を向上させるほか、経験が浅い教師のスキルアップにもつながるとしている。

また、このプロジェクトをアフリカ市場のさまざまな民間企業やステークホルダーなどと共に拡大していくことで、アフリカの持続的な発展に寄与することを期待しているのだという。

なお、ソフトバンクは、アフリカ大陸38カ国と世界の企業が加盟する「Smart Africa」にプラチナメンバーおよびボードメンバーとして参加してる。

それに伴い、ソフトバンクが主導するワーキンググループ「Digital Platformer(デジタルプラットフォーマー)」が、2022年1月に立ち上がっている。

ルワンダでのEdTechサービスの提供は、この「Digital Platformer」での最初の取り組みで、今後は他の分野でも事業を進めていく予定だ。

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