株式会社chaintope(以下、Chaintope)は、熊本県の令和5年度DX実証事業の一般枠に採択され、実証事業を開始したことを発表した。
今回の実証事業では、一般社団法人 人吉球磨観光地域づくり協議会、清流山水花あゆの里、株式会社サトーと連携し、デジタルコンテンツ・データを活用した、人吉球磨での観光客のリピート率向上の取り組みを実施する。
なお、技術基盤には、Chaintopeが開発するエンタープライズ向けのパブリックブロックチェーン「Tapyrus(タピルス)」を採用している。
実施概要としては、旅行者が人吉球磨地域の旅館や観光地でデジタル周遊手形を受け取り、訪れた周遊先の足跡を記録し、手形を旅の思い出として持ち帰ってもらうというものだ。
さらに、蓄積された旅行者の周遊データから、個々の興味関心や行動を分析し、リピート率向上に繋げる取り組みを実施する。
リピート率向上の施策の一例として、旅行者に対し、観光スポットの詳細情報や地域の伝説、興味深い逸話などの配信が挙げられている。
さらに、人吉球磨地域で開催されるイベント情報などを提供し、再訪を促すことも検討されている。
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