株式会社ウェザーニューズと山形市は、「包括的な連携・協力に関する協定」を締結し、熱中症対策や環境学習・教育の推進、防災などについて連携することを発表した。
具体的には、熱中症対策の一環として、ウェザーニューズの気象IoTセンサ「ソラテナPro」を活用する計画だ。
「ソラテナPro」は、気温・湿度・風速などを1分毎に観測することが可能なIoTセンサで、来年度から山形市内の学校に試験的に設置される。
これにより、お天気アプリ「ウェザーニュース」やパソコン版の専用ウェブサイトを通して、教職員が「暑さ指数」や観測データ各種、天気予報を確認できるようになり、児童生徒の熱中症対策に活用する予定だ。
なお、「ソラテナPro」の観測データだけでなく、72時間先までの天気予報や雨雲レーダなどの気象情報も活用するとしている。
さらに、環境問題に関するノウハウの共有や防災対策、各種産業での気象データの活用など、教育分野だけでなく多角的な連携事業の検討も進められるとのことだ。
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