ごみ収集業務は、人口減少や高齢化を背景とした人手不足に加え、収集漏れの際の確認作業に多くの時間を要するといった作業負担に関する課題がある。
また、その運用体制や管理システムは各自治体が独自に最適化しているため、業界全体として効率的・抜本的な業務改善が進みにくくなっているのが実情だ。
こうした中、株式会社ユニ・トランドと日野自動車株式会社(以下、日野)と協業し、ごみ収集業界向けソリューションサービスを開発し、神奈川県葉山町にて提供を開始していることを発表した。
このサービスでは、ごみ収集車両に専用の機器を取り付けることで位置情報を取得し、走行ルートを地図上にリアルタイムで記録する。これにより、あらかじめ設定したルートと実際の走行ルートの対比や未収集のエリアを可視化でき、システムを通して現場と管理者間での情報共有が可能となる。
また、オプションとして、集めたデータを日野、ユニ・トランドの両社が分析し、作業員の配置や収集ルートの見直しをサポートする。
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