京王電鉄株式会社と株式会社はこぶんは共同で、スマートフォンから匿名でやり取りができるデジタルレターのコミュニケーションツール「ホンネPOST」を用いて、街に関わる様々な人の声を収集する実証実験を、下北沢で実施すると発表した。
「ホンネPOST」は、店舗や施設、イベントでの顧客のインサイト収集のための顧客コミュニケーションツールだ。顧客心理の可視化や感情分析に加え、匿名のまま返事が出せるアフターコミュニケーションを通じた離脱改善やエンゲージメント向上、「顧客の声」を活用した新規顧客獲得などのVOC施策を実行することができる。
今回の実証実験では、下北沢商店連合会に加盟する一部店舗やミカン下北、駅構内、その他の街の各所などで掲出する、もしくは店頭で配布するフライヤー・ポスターの二次元バーコードから利用者が「ホンネPOST」の投稿画面にアクセスし、いまの下北沢の街について感じていることや気付いたことなどを投稿してもらう。
収集した声は、実験的な取り組みを行うきっかけの場「下北妄想会議」や、アイデアを具現化していく「studioYET」の推進に活用される。
また、下北沢商店連合会と連携し、今後の下北沢のまちづくりに関する様々な活動にも活用していくとのことだ。
なおこの取り組みは、京王電鉄とヒトカラメディアが運営する、エリアを起点とした事業共創プログラムであるKEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM「ROOOT(ルート)」の実証実験として実施するものだ。
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