京浜急行電鉄株式会社と芝浦工業大学は、データの分析による顧客視点のニーズや沿線の課題特定へ向け、「京急電鉄新しい価値共創共同研究講座」を2024年6月1日から開設すると発表した。
京急グループは、2024年5月10日に開示した第20次総合経営計画にて、「移動」と「まち創造」2つのプラットフォームによる相互価値共創で発展する沿線の実現に向け、「沿線価値共創戦略」を策定した。また、一極集中型の輸送モデルから地域間をつなぐ交通網の整備による「多極型まちづくり」を目指すとしている。
その一環として今回、社会データサイエンスやシミュレーション等の分野で実績がある芝浦工大と共同で、研究講座を設置したのだという。
今回発表された「京急電鉄新しい価値共創共同研究講座」では、データ分析に基づいた顧客視点のニーズや沿線の課題の特定、DX人材の育成手法の確立、京急電鉄の経営戦略に資する新しい価値の共創の3つを達成することを目指す。
設置期間は2024年6月1日から2027年5月31日までの3年間となっている。
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