西東京バス株式会社、株式会社find、京王電鉄株式会社の3社は、findが提供する「落とし物クラウド find」を西東京バスに導入し、LINEでの問い合わせを開始することを発表した。
「find」は、コミュニケーションツール「LINE」から、AIを活用した検索システムより忘れ物検索を行い、自身の落とし物に関する情報を取得できるサービスだ。
また、遺失物管理だけではなく、返却率向上や管理者の業務効率化をはじめ、ユーザとのコミュニケーションから警察署への連携までを利用できる仕組みを提供している。
「find」は、京王電鉄が外部企業との共創により改革を進める「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の一環で生まれ、その実証実験では落とし物返却率が約3倍に高まる結果が確認されている。また、京王電鉄で2023年5月から導入されており、利用者から好評を得ているとのことだ。
今後は、グループ会社や他の交通事業社でも導入を促進し、「どの施設に忘れたかわからない」「どこで落としたかわからない」といった問い合わせにも対応していく構想だ。
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