NTTグループの日本情報通信株式会社(以下、NI+C)は、カスタマーエクスペリエンス管理ソリューション「Qualtrics CustomerXM」を活用し、広島県の「ひろしまネウボラ」利用者アンケートをデジタル化すると発表した。
広島県では、妊婦や子育て家庭の不安や悩みに寄り添い、見守り、支援する仕組みとして、「ひろしまネウボラ」の構築を進めている。
「ひろしまネウボラ」では、これまでもサービスの改善や強化を行うため、利用者の声を収集・分析するアンケートを実施してきた。しかし、紙媒体による実施のため、その配布や集計に時間を要してしまい、迅速性が損なわれるため、十分に活用できていないことが課題だったのだという。
今回のソリューション導入により、アンケートの回収・データ入力・分析・レポート作成に関わる業務の効率化が図られ、各市町においてはリアルタイムで回答結果レポートを参照、ダウンロードが可能となる。
県および市町は、利用者の評価や意見を迅速に業務に反映させることで、利用者の満足度向上を目指すとしている。
NI+Cは、今回のプロジェクトで「Qualtrics CustomerXM」を活用したアンケートの設計と分析基盤の構築を担当した。さらに、職員へのトレーニングサービスを提供し、広島県主体の運用を支援しているとのことだ。
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