日本電気株式会社は、ジョージア(旧グルジア)のシステム構築事業者であるCapital Systems社と共同で、ジョージア内務省に顔認証を活用した街中監視システムを提供した。同システムは、本年6月から稼働を開始しており、首都トビリシをはじめとするジョージアの主要都市に設置される400台の監視カメラと連携する。
同システムは、高い認証精度(※)を有する顔認証技術を用いたカメラ映像向けリアルタイム顔認証ソフトウェア「NeoFace Watch」を活用。監視カメラに映った人物と、監視リストに登録された容疑者や要注意人物などの写真をリアルタイムに照合し、高速かつ高精度に人物の特定が可能。これにより、犯罪への早期対応や犯罪防止、犯罪捜査の効率化などが期待できるという。
ジョージアでは、治安のさらなる向上に向けたプロジェクト「Safe City, Safe Region, Safe Country」を推進しており、同システムの導入はその取り組みの一環。なお、ジョージアでは今後、全国に数千~数万台のカメラの追加導入も計画しているという。
※ NEC、米国国立標準技術研究所(NIST)の顔認証技術ベンチマークテストで4回連続の第1位評価を獲得
【関連リンク】
・日本電気(NEC)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。