IoT専業のソリューションベンダーであるエコモット株式会社は、日本コムシス株式会社とIoT事業で協業すると発表した。
台風や集中豪雨による水害対策に、被害予測や早期避難の面でIoTやAIの最新技術の活用が期待されており、早い段階での導入が求められている。
エコモットは、日本コムシスの有する全国の工事・保守網や営業網との連携や、インフラネットワーク構築における技術的協力を得ながら、IoT事業に特化した自社のサービス開発や技術的な強みを活かし、防災分野等でのサービス拡充を本格化させたい意向だ。
協業の詳細は以下のとおりである。
- サービス開発に関する協業
エコモットの防災分野での個別実績をパッケージ化し、技術・価格の両面で導入ハードルを下げるとともに、AI技術も取り入れたラインアップの拡充で多様な災害に対応させることで、災害の未然防止や被害の極小化に貢献する。 - 営業に関する協業
IoTに関するエコモットの営業ノウハウを日本コムシスにスキル移管し、日本コムシスが有する全国的な営業網を活用することで、全国の自治体でのIoT導入を推進する。 - 工事・保守、運用サポートに関する協業
日本コムシスの幅広いインフラネットワーク構築を活かし、24時間365日対応の保守や運用サポートも含めたサービス資源を共有し、顧客ごとのきめ細かなニーズに対応していく。
【関連リンク】
・エコモット(Ecomott)
・日本コムシス(Nippon COMSYS)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。