大和ハウス工業株式会社とNTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、大和ハウス工業が開発したマルチテナント型物流施設「DPL新富士Ⅱ」において、熱中症、インフルエンザの発生リスクを見える化するNTT Comの「倉庫環境監視IoTソリューション」を、2021年8月23日より運用開始する。
「倉庫環境監視IoTソリューション」は、施設内の温度や湿度など環境データを測定するセンサーと、NTT Comが提供するIoTプラットフォーム「Things Cloud」を活用し、熱中症やインフルエンザの発生リスクをリアルタイムに見える化する。
リスクの段階に応じて、テナント企業・管理者にアラートメールが送付され、施設内の温度コントロールや換気を行うことで、熱中症やインフルエンザの発生リスクを未然に低減する。
「倉庫環境監視IoTソリューション」で使用するセンサーは、無線通信機能を備えており、一定照度以上であれば光を動力に駆動するため電池交換が不要のため、容易な導入が可能だ。
ユースケースとしては、暑さ指数を算出し、5段階でモニター表示することでの熱中症予防や、環境データを測定し、インフルエンザ流行リスク指数の算出といったことが想定されている。
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