東京都は12月21日、青梅市で山間地域の生活利便性向上に向けたドローンを活用した小売商品の配送プロジェクトを、2023年1月11日~2月10日に実施すると発表した。
プロジェクトではPC、スマホ、電話で注文した日用品、市販医薬品、食品などの商品を、ドローンで青梅市二俣尾2丁目運動広場、御岳運動広場まで配送する。
ドローンの飛行ルートは、青梅市二俣尾二丁目広場から御岳運動広場までの約4.8km。午前11時頃から午後4時頃までで1日に最大5往復を予定する。サンドラッグ青梅新町店で商品を車両に積み込んで陸送し、青梅市二俣尾二丁目広場から御岳運動広場の間をドローンで空送する。
飛行時刻は、当日の天候や準備状況を勘案して決定する。プロジェクトには佐川急便、イームズロボティクス、日本気象協会、サンドラッグが実施者で参加する。
ドローンは、イームズロボティクスの「LAB6150」を使用する。サイズ(プロペラ込み)は2213×2011×980㎜、機体重量(バッテリー込み)は14.9kg、最大ペイロードは10㎏。
東京都では、12月5日に施行された、レベル4飛行(有人地帯における補助者なし目視外飛行)を可能とする改正航空法を機に、都内でドローン物流サービスの早期の社会実装を目指し、2022年度から2024年度にかけて民間企業の取り組みに対する支援を行っている。今回のプロジェクトは、その一環となる。
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