宅配ロッカーや宅配ボックスを開発・販売するフルタイムシステムは1月13日、マンションなどに設置した同社の宅配ロッカー「フルタイムロッカー」で、荷物を外部のトランクルームに送ったり、取り出せる機能を提供すると発表した。
「フルタイムロッカー」の操作パネルに、寺田倉庫が提供する宅配型トランクルーム「minikura(ミニクラ)」の専用ボタン機能を新たに搭載。これにより、利用者はトランクルームに荷物を送るために運送会社への集荷依頼のが不要となる。また、宅配ロッカーからボタンひとつで、非対面で発送することができる。
利用方法は、発送の場合は、「minikura」の専用ボックスをオンラインで取り寄せ、預ける荷物を梱包する。次にフルタイムロッカーに専用ボックスを入庫し、液晶パネルにある「minikura」の専用ボタンを押す。その後、運送会社が「minikura」の倉庫まで荷物を配送する。預けた荷物は、minikuraの公式サイトで情報や写真を管理できる。
一方、トランクルームからの荷物の取り出す場合は、「minikura」の公式サイトから荷物の取り出し依頼。すると、運送会社が荷物をフルタイムロッカーまで配送。利用者は、好きな時間にフルタイムロッカーから荷物を受け取ることができる。
フルタイムシステムでは、コロナ禍で増加したニーズや、変化する物流や受け取り方法に対応した製品・サービスを今後も提供していくとしている。
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