大広は2月20日、中国グループ拠点の大広(中国)広告有限公司(大広中国)と、グループ会社でダイレクトマーケティングを手掛けるディー・クリエイトがグループ内で連携し、中国越境EC買い取り・販売事業サービス「Direct to China」の提供を1月から開始したと発表した。
今回の連携では、大広中国が持つ中国EC販売の知見と、ディー・クリエイトの顧客に直接的に商品販売を行うダイレクトマーケティングのノウハウを融合。
顧客の商品の仕入れ買い取りと貿易(物流・倉庫)の運営・販売管理を日本側のディー・クリエイト、中国越境ECを通じて中国消費者に直接販売を行うEC運営サービスを上海市に拠点を置く大広中国が行う形で、ワンストップでの越境販売サービスを提供する。
大広(中国)広告有限公司は、長年の中国市場での知見やマーケティングサポート力を持ち、特に顧客価値を基点に日系・中国系を問わず、多くの中国事業支援を行っている。
ディー・クリエイトは、大広グループの通販事業推進の中核として、TVインフォマーシャルやコンタクトセンター(オムニチャネルサービス)事業を中心とした通信販売事業のサポートを手掛ける。近年では顧客データ管理に基づいたCRM(顧客関係管理)支援も展開する。
大広では、新サービスを通じ、日系企業の中国進出とブランド販売を支援することで、グローバル事業を拡大するとしている。
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