工場・倉庫のスマート化事業を手掛けるIndustry Alpha(インダストリーアルファ)は3月3日、工場・倉庫の現場の属人性を解消し、生産計画の立案・管理を最適化するAI(人工知能)を活用したソリューション「生産計画最適化モジュール」の提供を開始すると発表した。
ソリューションは「誰でもワンクリックで生産計画をプランニング」「最も効率のよい計画をAIが自動で作成・管理」「使いやすく見やすいUI」が特長。
同社によると、生産計画の最適化には様々な見えない制約があり、ベテラン作業員の長年培われた勘やスキルによって調整されている現場が多いといい、こうした問題を解決し、顧客の現場に最適な生産計画を誰でも簡単に立案できることを念頭に開発した。
そのため、「プランニングに長時間かかる」「知識やノウハウを要し教育が難しい」「エクセルで管理されていてわかりにくい」といったボトルネックを解消できるという。
また、「生産計画最適化モジュール」を導入することで、蓄積されたデータから分析を行い、正確な需給管理が実現できるほか、需要と供給を正確に把握することで、過剰生産や欠品を避けながら、最適な生産量の決定が可能になる。同社では、ソリューションで正確な需給管理が可能になることで、納期の遵守と品質管理の向上、コスト削減にもつながるとしている。
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