アルプスアルパインは3月6日、物流資材管理用IoT機器「物流トラッカー」の新ラインナップ「物流トラッカー 小型タイプ」を追加し、量産対応を開始したと発表した。
「物流トラッカー」は、パレットやコンテナ、かご台車といった物流資材の位置情報を取得・送信するIoTデバイス。
アルプスアルパインは、物流トラッカーの「標準タイプ」で、2022年に100万台の出荷台数を達成したが、標準タイプはパレットを加工して取り付ける必要があった。そこで、スロットインで簡単に取り付けができる小型タイプを開発することにした。
今回、製品自体を小型化することで、市販のプラスチックパレットへの取り付けが容易となるとともに、ほかのパレットでも取り付けスペースの確保が容易となり少ない加工で取り付けができるようにした。製品は量産開始に先駆け、パレット・物流機器のレンタルなどのユーピーアールが採用が決定している。
同社では今後、パレット市場への導入拡大に加え、そのほかの市場にも拡販を行っていくとしている。
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