美和ロックは3月10日、集合住宅の宅配サービス向け戸別宅配システム「ココ配」のサービスを4月から開始すると発表した。
「ココ配」は、宅配荷物に貼り付けられている「送り状(伝票)番号」や「バーコード」を「ワンタイム通行キー」として使用し、入管管理を行うサービス。
送り状(伝票)番号と入居者情報を照合して通行可否を判定するため、物件宛(あ)ての宅配荷物を持っている配達員のみマンション内に立ち入ることが可能。配送完了後に通行キーとしての機能を無効化する。住戸では宅配ボックスだけではなく、置き配にも対応できる。
美和ロックによると、近年、多様化するライフスタイルとともに電子商取引(EC)が急速に拡大し、宅配便の取り扱い個数が増加している一方、宅配便の再配達はCO2排出量の増加やドライバー不足を深刻化させるなど、重大な社会問題の1つとなっているという。
そこで同社では、マンション内の住戸玄関前への配送に対する課題も解決すべく、セキュリティと利便性の両立を目指した新しいシステムを開発したとしている。
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