セイノーホールディングス(HD)は3月22日、鳥取県八頭町、ココネット、エアロネクスト、NEXT DELIVERY、アクシス、KDDIスマートドローンと、地域課題解決に貢献するドローン配送と陸上輸送を融合した物流システムの社会実装を目指したドローンによる日用品、支援物資搬送の実証実験を3月20日に実施したと発表した。
今回の実証では、中山間地域での災害時を想定し「隼Lab.」に、「仮設ドローデポ」を設置して、エアロネクストが開発をした物流専用ドローン「AirTruck」を使って、「共生の里しこべの家」、「八東運動公園」に救援物資、買い物代行、フードデリバリーを想定し商品の配送を行った。
ドローンの機体制御には、KDDIスマートドローンが開発したモバイル通信で、機体の遠隔制御・自律飛行が行えるスマートドローンツールズの運航管理システムを使用した。
セイノーHDなどでは、今回の実証実験を通じて、町の地域課題解決、ドローン配送導入による観光産業・経済の振興、地域雇用、人材育成、地域防災へのインフラ整備、過疎地の不効率な配送に対し、地域の事業者、人材と連携し共同配送の仕組みを構築することで効率化を進めていくとしている。
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