ウイングアーク1stは3月29日、物流業界・運送会社向けクラウドサービス「IKZO」の最新バージョンとなる、オンライン配車業務プラットフォーム「IKZO Online」と運送会社向け経営分析システム「IKZO Analytics」の提供を開始すると発表した。
「IKZO Online」は、輸送依頼にあわせトラックとドライバーの割り当てを行う配車業務をデジタル化し業務の効率化につなげるシステム。社内の営業所だけではなく、荷主と運送会社をオンラインでつなげることができる。車両依頼、車番連絡、運賃の突き合わせなどの業務がシステム上で完結できるほか、オンラインでの発注業務も行える。
「IKZO Analytics」は、「IKZO Online」の受発注データと配車データと自動連携し、運営状況や取引先の数値を可視化する。システムを利用することで、業務分析による経営管理の高度化が図れるという。
ウイングアークでは運送会社の配車業務をデジタル化する「IKZO Web」を2021年から提供してきたが、新たに荷主・運送会社をオンラインで結ぶ機能を開発。今回、「IKZO Online」に名称を変更した。また、「IKZO Analytics」を「IKZO Online」としてオプションサービスで提供することにした。
「IKZO Online」が4月1日、「IKZO Analytics」は5月1日から提供を始める。価格は「IKZO Online」が、トラック1台あたりで税別1000円/月(車両20台から)、「IKZO Analytics」は、10アカウントで10万円/月。
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