ウイングアーク1stは4月13日、商工組合中央金庫(商工中金)、運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)、サスティナビリティ・DX推進協議会(SDXC)と、運輸業界の中堅・中小企業を対象に「2024年問題」などの業界課題解決や経営のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進で連携すると発表した。
今回の連携では、4者が一体となって、運輸業界に特化した事業計画策定、計画実行支援、改善ツール提案、補助金獲得支援等、業界課題解決に向けた一連のサポート体制を構築。まずは、約1万社の物流関連企業と取り引きがある商工中金の顧客基盤を生かし展開する。
具体的には、商工中金の金融機能や全国ネットワーク、TDBCとSDXCの運輸事業者支援に関する事業計画書策定支援、動態管理プラットフォームなどの解決策の提供、専門家支援を行う。
ウィングアーク1stは、各取り組みと同社の中小企業支援プラットフォーム「BanSo(バンソウ)」を連携したトータルソリューションを提供する。「BanSo」は、BIダッシュボード「MotionBoard」やデータ分析基盤「Dr.Sum」などで構成する。
同社は、これまで業界業種問わず数多くのデータ活用支援実績を持つ。田中潤・ウイングアーク1st社長執行役員CEOは「今回の連携で、商工中金、TDBC、SDXCとともに1年後に迫った物流業界の課題(2024年問題)に向け、各者が総勢で知見やノウハウを生かしたトータルソリューションを提供し、運輸事業者の課題解決に寄り添い伴走していく」と述べている。
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