矢崎エナジーシステムは、ドライブレコーダー一体型デジタルタコグラフ「YDX-8」の発売とクラウド型の運行管理システム「ESTRA-Web2」の提供を5月29日に開始すると発表した。
「YDX-8」は、安全・省エネ運転を目的とした運行管理、車両管理、連続運転や休憩時間等の労務管理機能に加え、ドライブレコーダー機能として最大10カメラの接続、高画質での映像記録が可能。AI(人工知能)を利用した独自技術の画像認識機能を実装しており、利用者の危険運転防止をサポートする。
一方、「ESTRA-Web2」は、従来システム「ESTRA-Web」のアップグレード版サービス。デジタルタコグラフやドライブレコーダーで取得したデータをクラウド上で管理し、状況をウェブブラウザで閲覧ができる。
「ESTRA-Web」で提供する機能のアップデートも実施。ユーザーの組織構造(最大10階層)に応じた階層別のデータ閲覧・分析、運行データ検索で、運行データ、映像データの閲覧スピードの向上、運転評価項目を自由に設定し、ユーザーが独自の安全運転評価で重点管理できる機能、ドライブレコーダーのリクエスト機能(記録された映像の取得)で、操作性・閲覧スピードの向上を、新規に実装・強化した。加えて、IT点呼システムも実装。APIを使って外部システムとの接続性も向上させた。
「YDX-8」は本体価格が税別21万円、基本サービス料は1台あたり月額で税別2600円(LTE通信)。サービス料には「ESTRA-Web2」の利用料、機器保守、コールセンター利用料が含まれる。
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