AnyMind Group(エニーマインドグループ)は4月19日、提供する物流管理プラットフォーム「AnyLogi」で、海外配送に必要な送り状・インボイス発行や集荷手配が自動で行える「海外配送自動化機能」の提供を開始すると発表した。
「海外配送自動化機能」は、「AnyLogi」が自動連携できるShopify(ショッピファイ)」や、「Shopee(ショッピー)などのECカートやモールから配送先情報を取得し、配送時間と料金で最適な配送会社の複数候補を提案する。また、配送会社の送り状とインボイスを発行し、管理画面上で集荷手配を行うことができる。
「AnyLogi」の管理画面上から、複数の配送サービスに対して集荷を依頼できるほか、既存の倉庫を利用しながら、ソフトウエアだけの使用も可能。同社の提携倉庫を利用することもできる。海外消費者からの返品リクエストに応じて、現地消費者の自宅までの集荷手配と着払い対応の実装も予定する。
AnyMind Groupでは、越境EC物流で、国や商材によって最適な配送会社を見つけることや、配送料金と時間をタイムリーに知ることが難しく、返品対応にも複数のプロセスを経る必要がある課題があると指摘。また、返品の集荷手配が難しく、発送された商品の追跡や到着確認に時間がかかり、非常に複雑なプロセスになっているという。
そこで、同社は、海外進出や新規販売ルート開拓を目指すブランド企業や小売企業、越境EC物流の配送代行サービスを提供する物流事業者向けに、こうした課題を解決できる海外配送自動化機能の提供を決めたとしている。
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