株式会社アーバンエックステクノロジーズと出光興産株式会社は協働し、出光興産グループの製品配送車両にアーバンエックステクノロジーズのシステムを搭載した「自治体向け道路維持管理サービス」の提供を開始した。なお、同サービスはすでに茨城県鹿嶋市において導入されている。
アーバンエックステクノロジーズでは、スマートフォンを用いて得られる画像から、路面の損傷箇所をAIを活用して自動検出する独自技術を保有している。この技術を搭載したスマートフォンを、出光興産グループが所有する日本全国にエネルギーを届ける配送車両に取り付け、日々の配送中に道路の状態把握・解析ができる仕組みを実現した。
車両に設置されたスマートフォンが道路損傷を検知すると、自治体の道路管理者は、役所内で勤務をしながらリアルタイムに路面情報を確認することができ、日常の道路管理業務の効率化につながる。昨年度の鹿嶋市での実証では、既存の配送ルートを有効活用することで、高頻度かつ広範囲に路面情報を取得できることが確認できた。
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