これまでの飼料輸送は、農家が飼料の発注をしてから、運送会社が担当地域の輸送計画を立て輸送を行うが、通常農家の補充日指定は週のはじめと週の終わりが多いため、輸送タイミングに偏りが生じている。
こうした中、株式会社YE DIGITALは、同社が提供する飼料タンク残量管理ソリューション「Milfee(ミルフィー)」の新サービスとして、飼料流通合理化を支援する「Milfeeデリバリー」を、2024年3月にリリースすることを発表した。
「Milfeeデリバリー」は、飼料タンク残量管理ソリューション「Milfee」の飼料タンク残量データを用い、輸送エリアにあるタンク残量を可視化する。任意に設定したアラート値を基準とした飼料残量レベルを表示
したり、情報を取得したいタンクのみを表示させたりすることが可能だ。
こうして可視化することで、運送会社から飼料残量が少なくなってきている周辺地域の農家に発注を促すことができ、事前に農家と飼料補充日の調整を行うことで、飼料輸送を効率化できるというものだ。また、出発地点から各タンクを回り、出発地点に戻るルートも表示される。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。